台風10号勢力弱まる 宮城県は湿った空気の影響で31日(土)も本降りの雨に

AI要約

台風10号は愛媛県付近に中心を持ち、東北東に進んでいる。時速15キロのゆっくりした速度で進行し、気圧は994hPaと弱まっている。1日には熱帯低気圧に変わる予定で、影響は限られる見込み。

31日は雨が降りやすくなる予想で、昼過ぎまで雨が続く所が多い。夕方には雨雲が抜けて曇りが広がる見込み。

1日は熱帯低気圧の影響で雨の降る時間が短く、晴れ間も見込まれる。気温が上昇し30℃以上の真夏日になるが、湿度が高く熱中症に要注意。

台風10号勢力弱まる 宮城県は湿った空気の影響で31日(土)も本降りの雨に

台風10号は30日(金)夜の時点で愛媛県付近に中心があって、時速15キロというゆっくりとした速度で東北東へ進んでいる。中心の気圧は994hPaと台風としてはだいぶ弱まってきている。この後も速度は上がらない見込みで、1日(日)には近畿~東海地方付近で熱帯低気圧に変わる予想となっている。9月1日(月)以降、宮城県に熱帯低気圧が近づく可能性はあるが、勢力は弱まるため、それによって大きな影響が出ることは考えづらい状況になっている。

ただ、台風周辺の暖かく湿った空気の影響で、31日(土)も雨が降りやすくなる予想だ。31日(土)は昼過ぎまでは断続的に雨の降る所が多く、時折降り方も強まる見込みで、夕方になると雨雲は次第に抜けて、夜は曇り空のところが多くなりそう。

1日(日)は熱帯低気圧の北側にある前線の活動が弱まる見込みで、雨の降る時間は短く、日中は晴れ間の出る時間もありそう。晴れ間が出ると気温が上がり、30℃以上の真夏日になる所が多い予想だ。湿度が高く、かなり蒸し暑くなるため、熱中症には十分注意が必要だ。