随意契約の理由「不明」 奈良・橿原市百条委、ガス業者が証言

AI要約

奈良県橿原市発注のLPガスなどの購入契約について調査する市議会百条委員会の第8回会合が30日開かれた。

随意契約に関する証人喚問が行われ、業務内容や価格設定の不透明さが指摘された。

吉川浩央市議は市との契約価格が安いと述べ、次回の会合では亀田忠彦市長が出席する予定。

随意契約の理由「不明」 奈良・橿原市百条委、ガス業者が証言

奈良県橿原市発注のLPガスなどの購入契約について調査する市議会百条委員会の第8回会合が30日開かれた。市と随意契約している橿原プロパンガス商工協同組合の会員業者らの証人喚問が行われ、業務内容などについて説明した。

証人喚問では、随意契約は価格設定などで不透明として、ただされた。同組合理事長は自身の就任時には現在の契約になっていたとし、「随意契約になった理由は分からない」と述べた。

組合加入の会社の代表取締役社長を務める吉川浩央(ひろお)市議も出席。「令和3年に市議に就任したが、市とは10年ほど前から契約はしていない」とし、百条委で焦点となっているガス単価については「組合と市が契約する価格は安いと思う」との見解を示した。

次回は9月4日に開かれ、前回の証人喚問を欠席した亀田忠彦市長が出席する予定。