沖縄で少女に“性的暴行”米空軍兵の男「18歳と信じた」

AI要約

アメリカ軍兵が沖縄で少女を誘拐し性的暴行を加えた事件について、被告の主張と被害者の証言が食い違う状況が明らかになっています。

被告は少女を18歳と信じており、同意を確認したと主張している一方、被害者は実年齢を伝え、拒絶の意思を示したと証言しています。

裁判では被告の行為の正当性が争われており、事件の真相が明らかになることが求められています。

沖縄で16歳未満の少女をわいせつ目的で誘拐し、性的暴行を加えた罪に問われたアメリカ空軍兵の男の裁判で、男は少女を「18歳と信じた」などと語りました。

この事件は、アメリカ軍嘉手納基地に所属する空軍兵、ブレノン・ワシントン被告が去年12月、沖縄本島中部の公園で少女に声をかけ、車で自宅へ連れ込んだ上、性的暴行を加えた罪に問われているものです。

30日行われた被告人質問で、ワシントン被告は「年齢を聞いたところ、少女は『18歳』と答えた」として、16歳未満との認識はなかったと主張。

また自宅に少女を連れ帰り性的な行為をした際も、その都度、少女の同意を確認したとも強調しました。

一方、先週の証人尋問で、被害少女は公園で被告に声をかけられた際に実年齢を伝えたと証言。また被告の自宅では「やめて」や「stop」などの言葉で拒絶の意思を伝えたと証言し、主張は食い違っています。