【台風10号】東海・関東でもあすにかけ断続的に激しい雨 台風→熱帯低気圧に変わっても大雨長引く可能性

AI要約

台風10号による大雨の影響についての気象予報士の解説。台風本体の雨雲が九州や四国、中国地方に広がり、関東でも大雨が予想される。

台風の進路や気象条件により、雨雲が発達しやすい状況が続く。台風の動きが遅いため、九州や四国、中国地方への雨雲の影響が続く見込み。

台風10号の進路は四国方面へと向かう予想。関東や東海周辺も激しい雨が予想され、日曜日、月曜日まで大雨が続く可能性がある。

【台風10号】東海・関東でもあすにかけ断続的に激しい雨 台風→熱帯低気圧に変わっても大雨長引く可能性

台風10号の今後の進路や雨の見通しについて、気象予報士の及川藍さんの解説です。

この時間、台風本体の雨雲は九州や四国、中国地方に広がっています。そして、きょうは台風から離れた関東でも大雨となっています。

ちょうど台風の外側の流れと太平洋高気圧の縁を回る流れが関東や東海周辺で合わさっていて、より雨雲が発達しやすくなっています。

この後、台風10号は夕方以降、四国方面へと進む予想です。この後も台風の動きが遅いため、九州や四国、中国地方には台風本体の活発な雨雲がかかりやすくなります。また、夜になると近畿にも、この発達した雨雲が移っていきそうです。

また、東海や関東などの太平洋側も、あすにかけて断続的に激しい雨が降りそうです。次第に周辺の発達した雨雲が東海、関東にも広がってくる可能性があります。

日曜日、月曜日と、台風は熱帯低気圧に変わった後もまだ湿った空気の影響で大雨が長引く可能性があります。

土砂災害などに厳重な警戒をしてください。