【台風情報】 土日は「近畿・東海」 2日（月）以降に「関東」最接近か 最新進路予想・この先の雨風シミュレーション
台風10号「サンサン」の進路と影響に関する情報が提供されています。九州南部を中心に大雨や災害警戒情報が発表されており、各地域で警戒が必要とされています。
気象庁が「線状降水帯」の発生おそれを発表し、各地域や期間が指定されています。大雨災害が発生する危険性が高まっていることが述べられています。
台風10号の進路や速さ、最大風速などの実況情報が提供されており、引き続き最新情報の確認が必要であることが強調されています。
「台風10号 サンサン」は、29日午後5時現在は、雲仙市付近をゆっくりと北上しています。
この台風の影響で、鹿児島県・宮崎県・熊本県・大分県・愛媛県・徳島県・香川県・三重県・静岡県・神奈川県には「土砂災害警戒情報」が発表されています。
そのほか、九州南部を中心に記録的な大雨となっていて、この先も暴風・高潮・高波・大雨に厳重な警戒が必要です。
また、気象庁は、29日夜～30日午前中にかけて、愛知県・岐阜県・三重県・静岡県で「線状降水帯」が発生して、大雨災害が発生する危険度が急激に高まる可能性があると発表しました。
【線状降水帯発生おそれ 地域と期間】
●宮崎県、鹿児島県（奄美地方を除く） 30日午前中にかけて
●山口県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県 30日午後にかけて
●徳島県、愛媛県、高知県 30日夜にかけて
●岐阜県、静岡県、愛知県、三重県 29日夜から30日午前中にかけて
「台風10号」は、29日午後2時時点には長崎県雲仙市付近にあって、1時間に約15キロの速さで北へ進んでいます。
現時点の予想では、「九州・中国・四国・近畿・東海・北陸・関東甲信・東北」までが5日先までの予報円の中にすっぽりと入っています。
台風から離れた地域でも、暖かく湿った空気が流れ込んで大気の状態が不安定になるため、雷を伴った非常に激しい雨が降る所がある見込みです。
ただ、この予報はあくまで一例で、まだこのルートを通ることが定まったわけではないため、最新の情報を確認するようにしてください。
【8月29日 午後5時45分発表（気象庁）】
●29日（木）午後5時の実況
存在地域 雲仙市付近
進行方向 北 ゆっくり
中心気圧 980 hPa
中心付近の最大風速 30 m/s
最大瞬間風速 45 m/s
●29日（木）午後6時の推定
存在地域 雲仙市付近
進行方向 北 ゆっくり
中心気圧 980 hPa
中心付近の最大風速 30 m/s
最大瞬間風速 45 m/s
