【台風10号】鹿児島が暴風域に 枕崎市で51.5メートルの最大瞬間風速 薩摩地方にも線状降水帯発生情報【中継】

AI要約

鹿児島県枕崎市では台風10号の暴風域に入り、停電が発生している。

台風10号は非常に強く、鹿児島県本土では51.5メートルの最大瞬間風速を観測し、雨量も増加している。

被害が相次ぎ、交通機関や人々の生活にも影響が出ている状況。

【台風10号】鹿児島が暴風域に 枕崎市で51.5メートルの最大瞬間風速 薩摩地方にも線状降水帯発生情報【中継】

台風10号の暴風域に入っている鹿児島県枕崎市です。私がいるホテルでは夜中から停電が発生しています。街を見ていましても、建物から完全に光が消えています。

非常に強い台風10号は、鹿児島県本土の西を北に進んでいます。台風の接近に伴い、県本土は各地で風が強まり、枕崎市ではきょう未明に51.5メートルの最大瞬間風速を観測しています。

鹿児島県内には発達した雨雲がかかり続け、屋久島では3日間で総雨量が900ミリを超えています。きのうの種子島・屋久島地方に続き、さきほど午前5時すぎには薩摩地方にも線状降水帯の発生情報が発表され、災害発生の危険度が急激に高まっています。

被害も相次いでいます。

県内では、さつま町で自宅の屋根を補強していた84歳の男性が地面に転落し、頭と背中に大けがをするなど、あわせて6人がけがをしています。

交通では、九州新幹線がきのう夜から一部で計画運休しているほか、きょうも空の便・海の便のほとんどが欠航を決めています。

台風の速度が遅く、鹿児島県内への影響は長期化しそうです。