林官房長官が総裁選出馬に向け「結構輪郭が出てきた」

AI要約

林官房長官は、自民党総裁選出馬の意向を固めつつあり、視察先でデジタル技術を活用した文化財保存企業を訪問。

林氏は総裁選への出馬表明を来月3日に予定し、台風被害状況を最終判断要素として考慮中。

林官房長官は、長い歴史と新技術の融合を重視し、日本の強みを引き出して伸ばすことの重要性を強調。

林官房長官が総裁選出馬に向け「結構輪郭が出てきた」

林官房長官は、東京都内の視察先で、自民党総裁選の出馬に向けた現在の状況について「意向を固めつつあり、結構輪郭が出てきた」と述べました。

記者

「自民党の総裁選の出馬の意向を固めている林官房長官は、これから企業の視察に入ります」

林官房長官は、公務とは別の位置づけで、東京・文京区にある文化財をデジタルデータで保存し体験できる企業のミュージアムを訪問しました。

焼失した可能性が高いと考えられる江戸中期の画家、伊藤若冲の屏風をデジタル技術により復元した作品などを見学し、「本当にすごいな」「日本の強みである長い歴史を新しい技術によって引き出して伸ばしていくことは大事」などと語りました。

また、林官房長官は、おととい、自民党総裁選への出馬に関して「意向を固めつつ」あると発言していますが、視察後、現在の状況を問われると次のように答えました。

林官房長官

「(総裁選への出馬の)意向を固めつつあるという段階です。結構輪郭が出てきたのかなという風に思っております」

関係者によりますと、林氏は来月3日に、総裁選への出馬表明を行う方向で調整していて、台風の被害状況などをみて最終判断します。