8月26日は「火山防災の日」に 都内で記念イベント

AI要約

8月26日は、ことしから「火山防災の日」と定められました。松村祥史防災担当相は火山災害への備えの重要性を呼びかけました。

新たに制定された「火山防災の日」は、浅間山に国内初の火山観測所が設置された日にちなんでいます。

政府は新たに制定された「火山防災の日」を通じて、火山災害への理解と対策の重要性を訴えています。

8月26日は、ことしから「火山防災の日」と定められました。都内では記念イベントが開かれ、火山災害に備えてほしいと、呼びかけが行われました。

松村祥史防災担当相

「火山国に住む私たちにとって、過去の災害から学び、いつ起こるかわからない火山災害の備えを進めておく必要があります」

新たに制定された「火山防災の日」は、浅間山に国内初の火山観測所が設置された日に、ちなんでいます。

26日、都内で開かれた記念イベントにはおよそ120人が参加し、トークセッションなどを通じて火山防災に関する知識を学びました。

日本は、およそ110の活火山がある世界有数の火山国です。しかし、火山災害は地震などと比べて発生する頻度が少ないことから、研究費用も少なく、防災対策についてもあまり知られていないのが実情です。

政府は新たに「火山防災の日」を制定することで、災害対策への理解を促したい考えです。