自民・茂木幹事長「近く覚悟を持った決断をする」 総裁選対応めぐり

AI要約

茂木幹事長は、自民党総裁選に対する期待と覚悟を示し、近々決断をする意向を表明。

政治資金の厳しい問題に直面し、改革を進め信頼回復に努める姿勢を示す。

さらなる改革の必要性を語る一方、来月に向けての準備も進める考えを示す。

自民・茂木幹事長「近く覚悟を持った決断をする」 総裁選対応めぐり

■自民・茂木敏充幹事長(発言録)

 (9月の自民党総裁選について)全国から応援の声をいただき、多くの仲間の議員から期待する声を上げてもらっている。大変ありがたいなと思っている。

 総裁選(への対応)について「夏の間によく考えたい」という話をしてきたが、夏ももうすぐ終わる。一人ひとりが自信と誇りを持ち、将来への希望に満ちあふれ、国際社会の中でも存在感がさらに高まる国にしていく。そのための覚悟を持った決断を、近々させていただきたい。そして来月は、何らかの準備もしなければいけないかなと思っている。

 今、自民党には、政治資金の問題で大変厳しい目が向けられている。法律をつくる立場の立法府の人間が、法律を守るのは当たり前。それができていなかったことは大いに反省しなければならない。政治資金規正法は改正したが、政治改革はこれでは終わらない。まだ道半ばだ。さらなる改革をしっかりと進め、信頼回復に努めていかなければならない。(佐賀市での講演で)