「通常運行難しく」 台風10号警戒で計画運休の検討相次ぐ 鉄道・航空各社

AI要約

台風10号の影響で交通機関が運休や欠航の可能性が高まっており、JRや航空各社が運行情報を随時更新している

台風の規模が大きく、関西の私鉄も運休の可能性が高いと見られている

航空各社も利用者にHPで最新情報の確認を呼びかけている

「通常運行難しく」 台風10号警戒で計画運休の検討相次ぐ 鉄道・航空各社

台風10号の接近を受け、交通機関が運休や欠航などの検討を始めている。JR東海と西日本はいち早く、東海道山陽新幹線の全線や一部区間で27、28日を中心に、計画運休や長時間の運転見合わせを行う可能性があると発表。航空各社も利用者にホームページで運行情報を確認するよう呼びかけている。

近畿日本鉄道も23日、ホームページ(HP)に27日以降の運転を取りやめる可能性があると掲載。担当者は取材に「計画運休の詳細については現在検討を進めているが、混乱がないよう早めの発信を心掛けている」と説明する。

関西の私鉄では、24日夕までにHPなどでの発信をしていない事業者が大半で、計画運休をする場合でも26日以降の案内となるケースが多そうだ。ただ、一部の事業者の担当者からは「台風の規模が大きく、通常通りの運転は難しそうだ。運休する可能性はかなり高いだろう」との見方が出ている。

航空各社も利用客に向け、HPを小まめに確認するよう呼びかけている。

日本航空は「台風により運航への影響が予測される空港については、運航日の2日前を目途に決定する見込み」とHPに掲載。全日空も27日以降の運航への影響が懸念されているとして、最新の台風情報を基に精査し、HPで案内するとしている。

ピーチ・アビエーションは24日時点で「遅延、欠航などが発生する便は決まっていない」とし、最新情報をHPなどで確認するよう呼びかけている。