先生は児童が選ぶ、科目名は「物語と絵本」…トラウデン直美さんと高校生×AIが考えた“世界一通いたい”未来の小学校

AI要約

2024年8月、全国の高校生たちが東京・赤坂のTBSに集まり、“SDGs QUEST みらい甲子園 Future Session”というイベントが開催されました。会場では、未来の学びの場がどのように進化するのか、「世界一通いたくなる小学校」をAIを使いながら描き出すというセッションが行われました。

■“理想の小学校“をめぐって飛び交う意外なキーワード
TBSのイノベーションスペース「Tech Design X」に集ったのは、各地で社会課題解決に取り組み、そのアイディアが評価された8校24人の高校生でした。SDGs目標4番「質の高い教育をみんなに」も念頭に、小学校がどうあって欲しいかを話し合います。

■『5つの要素』に分けて考えてみる
学校の大切な要素を5つに分け、それぞれを各校の高校生の混成5チームで考えていきます。時間は45分間、それぞれの要素ごとにチーム内でディスカッションします。

先生は児童が選ぶ、科目名は「物語と絵本」…トラウデン直美さんと高校生×AIが考えた“世界一通いたい”未来の小学校

2024年8月、全国の高校生たちが東京・赤坂のTBSに集まり、“SDGs QUEST みらい甲子園 Future Session”というイベントが開催されました。会場では、未来の学びの場がどのように進化するのか、「世界一通いたくなる小学校」をAIを使いながら描き出すというセッションが行われました。自らの経験や希望を元に高校生たちが描き出した“未来の小学校”とはどのようなものだったのでしょうか。

■“理想の小学校“をめぐって飛び交う意外なキーワード

TBSのイノベーションスペース「Tech Design X」に集ったのは、各地で社会課題解決に取り組み、そのアイディアが評価された8校24人の高校生でした。SDGs目標4番「質の高い教育をみんなに」も念頭に、小学校がどうあって欲しいかを話し合います。

全員が小学校を卒業してまだ数年。記憶も体験もまだフレッシュなメンバーからこんな意見が出されます。

『創造力と想像力が広がる学校施設が欲しい』『素敵な校庭が大事』『国際交流を図りたい』

『先生は生徒が選ぶことができるように!』『ゲームみたいに楽しめて、学びになる行事は?』

彼らの“要望”は、裏を返してみれば自分たちは小学校で得られなかった体験や環境ということでもあります。これらを整理して理想の小学校を組み立てるには…。

■『5つの要素』に分けて考えてみる

学校の大切な要素を5つに分け、それぞれを各校の高校生の混成5チームで考えていきます。

「学校施設」 (黄色グループ)

「授業カリキュラム」 (緑グループ)

「課外活動」 (青グループ)

「先生」 (ピンクグループ)

「学校行事」 (赤グループ)

時間は45分間、それぞれの要素ごとにチーム内でディスカッションします。TBSの藤森祥平アナウンサーやスペシャルゲスト、トラウデン直美さん(「news23」水曜日コメンテーター)、ゲスト講師の新渡戸文化中学校・高等学校 情報科教諭の勝田浩次先生と、新渡戸文化学園平岩国泰理事長、Think the Earth上田壮一理事といったスペシャリストが議論をサポートします。