京浜東北線の品川~蒲田間で運転士が断続的居眠り、ネット「完全自動運転化を考える時」「睡眠障害検査を」

AI要約

JR東日本は22日、20代運転士が京浜東北線を走行中に居眠りし、乗客から通報があったことを発表。けが人はいなかった。

ネット上では運転士の健康診断や自動運転化についての意見が寄せられ、運転士関係者も声を上げた。

JR東日本は運転士に対し指導を徹底するとしてお詫びのコメントを出した。

 JR東日本は22日、京浜東北線の20代運転士が同日午後2時50分ごろから約10分間、品川―蒲田間を走行中、断続的に居眠りしていたと発表した。運行に支障はなく、けが人はいない。運転士の様子を目撃した乗客から同社ホームページを通じて連絡があった。

 この発表に、インターネット上には、「健康診断の際に睡眠障害の有無も調べるようにした方が乗客の安全に繋がると思う」「電車も完全自動運転化を考える時」「単なる寝不足で寝ちゃったのか、それとも食後の血糖スパイクで低血糖になっちゃったのかな?」などの声が上がり、「現役運転士です。ぶっちゃけ眠たくて仕方無い時は多々あります」「家族がJRで運転士をしています。勤務体系がかなりハードで、相当タフな人でないと続かないと思います」など運転士関係者の声もあった。

 JR東によると、運転士は22日午前9時50分ごろ出社し、約30分後に京浜東北線で乗務を開始した。午後6時40分ごろに乗務を終え、その後、同社が確認したところ「睡魔に襲われて居眠りをした」と説明した。

 同社は「お客さまにご心配やご不安な思いをおかけしましたことを深くお詫(わ)び申し上げます」とし、今後は「乗務員への指導を徹底していく」としている。