東海はあすまで大雨警戒 静岡で記録的雨量 気象庁

AI要約

静岡県で記録的な大雨が発生し、土砂災害や浸水、増水に警戒が必要となっていることが気象庁から警告されている。

静岡市や静岡地方気象台など各地で大雨が記録され、8月最多記録を更新するほどの豪雨となっている。

24時間予想雨量も高く、静岡県や愛知県など幅広い地域で大雨が予想されている。

 静岡県では22日夜から23日午前にかけ、暖かく湿った空気が太平洋高気圧の縁を回るように流れ込み、記録的な大雨になる所があった。

 気象庁は、東海地方では24日夜遅くにかけて激しい雨が降る所があるとして、土砂災害や低地の浸水、河川の増水に警戒するよう呼び掛けた。

 静岡市駿河区の静岡地方気象台では23日午前2時35分までの1時間に93.0ミリの猛烈な雨が降った。同市清水区では午前4時10分までの12時間雨量が302.5ミリに上った。いずれも地点ごとの8月最多記録を更新した。

 24日午前6時までの24時間予想雨量は多い所で、静岡県150ミリ、愛知県100ミリ、岐阜・三重両県80ミリ。