京都から神戸まで結ぶ巨大地下トンネル公開 約1800万回線分の通信ケーブルを災害から守る
9月1日の「防災の日」を前に、通信ケーブルを災害から守るための巨大な地下トンネルが、22日報道陣に公開されました。
NTT西日本が約60年前につくった「とう道」という地下トンネルには約1800万回線分の通信ケーブルが張り巡らされ、京都市から神戸市まで繋がっている。
阪神淡路大震災の際にも破損することがなかった災害用の設備が備えられている地下トンネルが、特別公開されました。
9月1日の「防災の日」を前に、通信ケーブルを災害から守るための巨大な地下トンネルが、22日報道陣に公開されました。
山口杏奈記者
「大阪市内の地下深くにあるこちらのトンネル。実は京都から神戸まで繋がっているんです」
公開されたのは、NTT西日本が約60年前につくった「とう道」と呼ばれる巨大な地下トンネルです。通信ケーブルを災害から守るためのもので、9月1日の防災の日を前に、特別に公開されました。
内部には、約1800万回線分のインターネットや電話用のケーブルが張り巡らされ、京都市から神戸市まで迷路のようにつながっています。
防火扉や排水ポンプなどの災害用の設備も設置されていて、阪神淡路大震災の際にも破損することはなかったということです。