海野素央教授「すべては9月10日に分かる」 米大統領選の民主党ハリス陣営のメッセージ性

AI要約

海野教授がTBS系「ひるおび」に出演し、バイデン大統領の撤退とハリス副大統領の陣営について語る。

ハリス陣営はメッセージ性が強く、未来対過去の戦いを演出している。

大統領選テレビ討論会での立ち回りが勝敗を左右する可能性がある。

海野素央教授「すべては9月10日に分かる」 米大統領選の民主党ハリス陣営のメッセージ性

 明大の海野素央教授が22日、TBS系「ひるおび」(月~金曜午前10時25分)に出演。米大統領選の民主党候補であるカマラ・ハリス副大統領(59)の陣営について、「メッセージ性が強い」と語った。

 海野教授によると、ハリス陣営は、バラク・オバマ元大統領の選対本部の幹部3人を雇ったという。「その人たちが演出やメッセージを請け負い、未来対過去の戦いという形にしている」とした。

 バイデン大統領の撤退に対し、「バイデンさんのレガシーになる。そのためにも、ハリスさんはトランプさんに勝たなければならない」と強調した。経済政策に関しては、共和党のトランプ前大統領を圧倒的に支持する流れもあるが、「ハリスさんはメッセージがすぐれている。この選挙はメッセージを含め、戸別訪問の地上戦になる」とした。

 現時点では接戦とみられているが、海野教授は「すべては9月10日に分かる。大統領選テレビ討論会で。バイデンさんができなかったことをハリスさんができるのか。検事として重罪犯、詐欺師、性的暴行者としてのトランプさんを攻めることができるのか」と分析していた。