川崎重工に国土交通省が立ち入り調査 船舶用エンジンのデータ改ざんをを受け

AI要約

川崎重工が船舶用エンジンの検査でデータ改ざんがあったことを受け、国土交通省が神戸市の工場に立ち入り調査を行う。

国交省の立ち入り調査では、川崎重工・神戸工場での製造プロセスや不正行為に関する工場関係者へのヒアリングが行われる。

川崎重工は2000年以降に製造した673台の船舶用エンジンでデータ改ざんが行われていたことを明らかにし、国交省は再発防止策の提出を9月末までに求めている。

川崎重工に国土交通省が立ち入り調査 船舶用エンジンのデータ改ざんをを受け

 川崎重工が船舶用エンジンの検査でデータ改ざんがあったと報告したことを受け、国土交通省は神戸市の工場に立ち入り調査に入りました。

 国交省が立ち入り調査に入ったのは、船のエンジンを製造している川崎重工・神戸工場です。調査では、工場関係者にヒアリングなどを行い、製造現場を確認します。

 川崎重工は船舶用エンジンの組み立て完了後に行う試運転で、検査装置を操作して燃費のデータを書き換える不正が見つかったと明らかにしていました。2000年以降に製造したエンジンのほぼすべてにあたる673台で改ざんがあったということです。

 国交省は川崎重工に対し、再発防止策などをまとめ、9月末をメドに報告するよう求めています。(ANNニュース)