富士山ローソン“目隠し幕”撤去 観光客が押し寄せてたけど…無くて大丈夫?

AI要約

富士山を撮影しようとする観光客たちと、そのために設置された目隠し幕が話題になっています。

幕が撤去された背景やその後の状況、地元民や観光客の意見も紹介されています。

富士山観光地の状況を通じて、観光客と地元の関係性が浮き彫りにされています。

富士山ローソン“目隠し幕”撤去 観光客が押し寄せてたけど…無くて大丈夫?

富士山を撮影しようと観光客が押し寄せたローソン。

設置された“目隠し幕”が撤去されました。

リポーター(山梨・富士河口湖町 8月20日)

「富士山が見えないようにと張られた幕ですが、現在、その幕が撤去されています」

コンビニ店の看板の上に見える富士山。その組み合わせの妙から、観光客が押し寄せるようになった、あの場所です。

設置されていた目隠しの幕が消えています。

富士河口湖町によると、8月15日台風7号の接近にともない、幕を一時的に撤去。いまもそのままにしているといいます。

リポーター(山梨・富士河口湖町 8月20)

「外国人の方が幕が撤去された場所から写真を撮っています」

幕は無いままでもよいのでしょうか?

なにしろ今年の春以降、殺到する観光客に地元民は困惑。目的の写真が撮れないようにと設置されたのが、この幕でした。

ただし、設置後も諦めきれない観光客…

リポーター(山梨・富士河口湖町 5月)

「いま黒い幕がない横から富士山の写真を撮ろうとしている観光客がいます」

そして…

リポーター(山梨・富士河口湖町 5月)

「黒い幕が設置されて1週間が経ちましたが、すでに小さな穴が開いてます」

すると…

リポーター(山梨・富士河口湖町 7月)

「破れて穴が開いてしまっていた黒幕ですが、新たに頑丈な幕に張り替えられました」

しかし台風対策で撤去してから5日。

地元の人はこう言います。

地元商店の人

「なくなって元の景色に戻ったなと…」

「このままでいいのでは」

観光案内業の人

「幕ができてもワキで写真撮る人は減らない」

「幕がないほうがワキの所が混雑しない」

富士河口湖町は、今後、経過を観察する方針。

状況次第では、幕の再設置は見送るとしています。