【独自】「50cmズレていたら即死」停車中にゴミ収集車に追突され中央分離帯に激突…全治6カ月のけがも“謝罪なし” 大阪・岸和田市

AI要約

大阪・岸和田市で13日に交差点で起きた交通事故。停車中の車にゴミ収集車が追突し、弾き飛ばされた車が中央分離帯へ衝突。運転手は全治6カ月のけがを負った。

事故を目撃した人によると、赤信号の停止中だった車に後ろから別の車が衝突。弾みで車は中央分離帯まで跳ね飛ばされたという。

事故で新車が大破し、運転手が重傷を負ったが、直接の謝罪はまだない。しかし、運転手は「生きてるんで」と不幸中の幸いを感じている。

【独自】「50cmズレていたら即死」停車中にゴミ収集車に追突され中央分離帯に激突…全治6カ月のけがも“謝罪なし” 大阪・岸和田市

大阪・岸和田市で13日、交差点で止まっていた車にゴミ収集車が追突し、弾き飛ばされた車が中央分離帯へ衝突した。車は大破し、乗っていた運転手は全治6カ月のけがを負った。

大阪・岸和田市で13日午後5時ごろ、撮影者の車が交差点で停車した直後、対向車線で停車していた黒いワンボックスカーが突然、急発進した。

黒いワンボックスカーは、そのまま中央分離帯に突っ込んだ。

事故直後の写真を見ると、突っ込んだ車のフロント部分は、事故の大きさを物語るように原型をとどめておらず、無残な姿で中央分離帯に乗り上げ、横断歩道のど真ん中で止まっていた。車の後ろ側はベコリと凹み、車内にはものが散乱していたという。

現場は見通しが良く、交通量が多い交差点。事故の瞬間を目撃した男性によると、対向車線に停止中の車に後ろから別の車が衝突したという。

赤信号のため停車した黒いワンボックスカーに、ゴミ収集車が後ろから追突。その弾みで中央分離帯までワンボックスカーが跳ね飛ばされたという。

事故の瞬間を目撃した男性は、「音がとにかくすごくて、『あ、こっちに来るかもな』ってちょっと構えましたね」と話す。

車は中央分離帯に乗り上げ、信号機に激突して停車。すると後部座席から、運転していた男性が出てきた。男性は一度、車の方を確認するとふらふらとよろめきながら、前方へと歩いていった。

「後ろから突っ込まれて、その衝撃っていうか。音は聞こえてて、視界がぐるぐる回って、真っ暗になって。そこから記憶が無いんですけど、次記憶あるのが、病院に搬送されて、親族が来てくれてて。起こされた時からの記憶しか無いので…」

事故に遭った、カクヤスインテリア代表の坂口顕也さんは、当時の状況をこう振り返った。

この事故で、購入したばかりだという新車は大破。運転手は全治6カ月のけがをした。後ろから突っ込んできたゴミ収集車の運転手からは、いまだに直接の謝罪はないという。

坂口さんは「怒りは一切なかったですね。あと50cm、信号機が運転席側にズレてたら、挟まれて即死やったみたいとか。不幸中の幸いですね。生きてるんで」と語っている。

(「イット!」 8月19日放送より)