自民新総裁9月27日選出案 選挙期間15日に拡大

AI要約

自民党は、総裁選への不出馬を表明した岸田文雄首相の後任を選ぶ選挙日程に関し、選挙期間を前回の12日間から15日間に拡大することで活発な論戦を活性化させ、信頼の回復を図る狙いがある。

総裁選挙は9月12日告示―27日投開票で調整され、首相が国連総会出席のため、9月後半の訪米を検討しているため、投開票日は27日となる。

選挙期間の拡大により、地方やオンラインでの討論会を増やし、情報発信の機会を最大限に活用することで、岸田後任の選考を透明かつ公正に行う取り組みとなる。

自民新総裁9月27日選出案 選挙期間15日に拡大

 自民党は、総裁選への不出馬を表明した岸田文雄首相の後任を選ぶ選挙日程に関し「9月12日告示―27日投開票」で調整に入った。総裁選挙管理委員会が今月20日に決定する。論戦の活発化に向け、選挙期間を前回の12日間から15日間に拡大する。党関係者が16日、明らかにした。

 首相は国連総会出席のため、9月後半の訪米を検討している。国連総会の一般討論演説は同24日(現地時間)から始まる予定で、27日投開票の場合、自身の出席が可能となる。

 選挙期間を拡大することで、地方やオンラインでの討論会を最大限開催できるようにして情報発信の機会を増やし、派閥裏金事件で失った信頼の回復を図る狙いがある。