台風7号の強風域に入った千葉・南房総市「風強く顔に雨粒あたり痛みも」「波しぶきが高さ10メートルほどの灯台越える」

AI要約

台風の強風域に入った千葉県房総半島では、風が強く雨も激しくなり、海も荒れています。

最大瞬間風速が記録され、傘が使いづらいほどの風や高い波が予想され、避難指示も発令されている。

台風の影響で観光客のキャンセルが相次ぎ、海に行く予定だった人も急きょ帰る状況が続いている。

台風7号の強風域に入った千葉・南房総市「風強く顔に雨粒あたり痛みも」「波しぶきが高さ10メートルほどの灯台越える」

台風の強風域に入った千葉県房総半島にカメラが出ています。南房総市から中継です。

南房総市では風が強くなってきていて、ときおり、雨が強くなると顔に雨粒が打ちつけ、痛みを感じます。

房総半島では、午前9時前に隣の鴨川市の観測点で、最大瞬間風速16.9メートルを観測しています。傘が差しづらいような風ですが、きょう、このあと予想される最大瞬間風速は45メートルで、走っているトラックが横転するような猛烈な風になる見込みです。

そして、海に目をやりますと、白波が立っているのが分かります。白い灯台が見えますが、波が岩に激しく打ちつけ、波しぶきが高さ10メートルほどの灯台を越えることもあります。

お盆まっただなかの台風ということで、近くの宿泊施設ではキャンセルが相次いでいるほか、家族旅行に来ていた男性も「海に行く予定だったけど、もう帰ろうかな」と肩を落としていました。

千葉県では午前9時半現在、茂原市のおよそ9200世帯に避難指示が発表されているほか、避難所も39の市町村に260か所あまり開設されています。引き続き、厳重な警戒が必要です。