「倦怠感と頭が回らなくなる症状」新型コロナ感染者の23%に後遺症の疑い…東京都が後遺症専用サイトを立ち上げ

AI要約

東京都では新型コロナの感染者が2週連続で減少しており、感染者数の推移に注目が集まっています。

感染者の23%が後遺症の疑いがあり、特に倦怠感やブレインフォグなどの症状が社会生活に影響を与える恐れがあると指摘されています。

東京都は後遺症に関する情報を発信し、適切な医療機関での受診を促す取り組みを行っています。

「倦怠感と頭が回らなくなる症状」新型コロナ感染者の23%に後遺症の疑い…東京都が後遺症専用サイトを立ち上げ

東京都では新型コロナの感染者が2週連続で減少しました。

8月5日からの1週間で都内で報告された1医療機関あたりの新型コロナ感染者数は5.49人で、2週連続で減少しました。

一方、東京感染症対策センターの調査では、感染者のうち23パーセントが後遺症の疑いがあるということです。

東京iCDC後遺症タスクフォースメンバー 平畑光一医師:

倦怠感と、ブレインフォグですね。頭が回らなくなる症状ですね。この二つが中核症状ですね。会社に行けなくなったり、学校へ行けなくなったりしますので、社会的に非常に大きな影響が出てしまう。

平畑医師は「(後遺症の)症状が出ないように負荷を調節して生活することが大事だ」と指摘します。

東京都は8月13日に後遺症に関する専用サイトを開設して、受診可能な医療機関のリストなどの情報を発信しています。