「自分らしく笑顔で最後まで」パリ・パラリンピック卓球の和田なつきを激励 大阪・松原市

AI要約

パリ・パラリンピックに出場する和田なつき選手の壮行会が大阪府松原市で開かれた。

市職員らが和田選手を温かく送り出し、市長が応援金を贈呈した。

和田選手は金メダルを目標に、初出場のパラ大会に向けて意気込みを語った。

「自分らしく笑顔で最後まで」パリ・パラリンピック卓球の和田なつきを激励 大阪・松原市

28日に開幕するパリ・パラリンピックを前に、卓球シングルス女子(知的障害)に出場する和田なつき選手(20)の壮行会が15日、地元・大阪府松原市で開かれた。

会場となった市役所では、60人以上の市職員らが拍手や横断幕で出迎え、澤井宏文市長が花束のほか、「がんばる市民応援金」として現金10万円を贈呈した。

和田選手は「自分らしく笑顔で最後まで戦い抜けるように頑張りたい。応援よろしくお願いします」とあいさつ。金メダルを最大の目標とした上で、「苦しい大会になると思う。1点1点を大事に勝ち抜いていきたい」と、初出場となるパラ大会への抱負を力強く語った。

澤井市長は「パリの舞台を楽しみ、これまでの経験、努力をぶつけてほしい」と激励した。

和田選手は世界ランキング4位。昨年10月の中国・杭州アジアパラ大会で金メダルを獲得し、パリパラ出場が内定した。9月3日午前1時半(日本時間)から始まる予選リーグへの出場が初戦となる。(木津悠介)