上川外相、総裁選対応を熟慮 出馬可能性に明言せず
上川陽子外相は15日、9月の自民党総裁選への態度について検討中で、出馬の可能性も明言を避けている。
外交日程がある間は外交に専念し、決断をするための覚悟を持っていることを示している。
共同通信世論調査で5位にランクインし、総裁に相応しい人物として注目されている。
上川陽子外相は15日、9月の自民党総裁選への対応について「何をすべきか熟慮した上で決断し、行動に移す覚悟だ」と述べた。出馬の可能性を検討するかとの問いには明言を避け、8月下旬に東京都内で開くアフリカ開発会議(TICAD)閣僚会合などの外交日程がある間は外交に専念すると強調した。
7月の共同通信世論調査で次の総裁にふさわしい人を尋ねたところ、上川氏は6位の岸田文雄首相を上回る5位だった。