南海トラフ臨時情報1週間 海水浴場再開も観光地は警戒続く

AI要約

南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)の初めての発表から1週間が経過し、自治体は対応に苦心している。一部自治体は独自判断で避難所を設置し、観光地も警戒を続けながら営業している。

政府は通常より警戒度の高い防災対応の呼びかけを行っているが、特に大きな変化は見られない。予定では午後に終了する予定。

多くの自治体は臨時情報発表後に避難所を開設し、被害想定に備えている。

 南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)の初めての発表から、15日で1週間となった。最前線で備えに追われた自治体は対応に苦心。住民の不安を解消するため、独自判断で事前の計画にない避難所設置に動いたところもあった。和歌山県白浜町は、閉鎖していた白良浜を含む海水浴場全4カ所を再開。観光地は当面、警戒を続けながらの運営となりそうだ。

 政府は通常より警戒度の高い防災対応の呼びかけについて、大きな変化がなければ午後に終了する見通し。

 南海トラフ地震による被害が想定される自治体の多くは、8日の臨時情報発表後に避難所を開設した。