「成瀬は天下を取りにいく」宮島未奈さん、西武戦でセレモニアルピッチ

AI要約

本屋大賞2024受賞作「成瀬は天下を取りにいく」作家の宮島未奈さんが試合前にセレモニアルピッチを行った。

宮島さんは西武のユニホームを着て大役を果たし、喜びを表現した。

小説の内容やカバーイラストには、西武ライオンズと関連した要素が取り入れられている。

「成瀬は天下を取りにいく」宮島未奈さん、西武戦でセレモニアルピッチ

(パ・リーグ、西武-ソフトバンク、19回戦、14日、ベルーナD)試合前に本屋大賞2024受賞作「成瀬は天下を取りにいく」作家の宮島未奈さんがセレモニアルピッチを行った。

自身の名前にちなんだ「37」の西武のユニホームに身をまとった宮島さんは無事大役を終え「今日は私の名前入りのライオンズのユニホームを着られたのがすごくうれしかった。かわいらしいなと思っていたマスコットであるライナちゃんがつけていたリボンとおそろいのリボンをつけられたこともうれしかったです」と笑顔で振り返った。

「わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」と主人公・成瀬あかりが親友に宣言する場面から始まる同小説は、閉店を1カ月後に控える地元滋賀県の西武百貨店に、ライオンズのユニホームを身にまとった成瀬が毎日通い、テレビ局の中継に映ろうとするエピソードから始まる。同書籍のカバーイラストも、ライオンズのユニホーム姿の成瀬を描いており、ライオンズの描写があることでも話題になった一冊となっている。