小沢一郎氏「こんな茶番劇に何人が騙されるかという問題」岸田首相の自民総裁選不出馬表明を酷評
AI要約
立憲民主党の小沢一郎衆院議員が岸田文雄首相の自民党総裁選不出馬に厳しい言葉を投げかけた。
小沢氏は、首相の行動を『表紙の掛け替え』とし、自民党の茶番劇に警鐘を鳴らした。
また、小沢氏は自民党の利権構造に疑問を投げかけ、立憲民主党の代表選に注目が集まっている状況も語った。
立憲民主党の小沢一郎衆院議員は14日、自身のX（旧ツイッター）を更新し、この日、9月の自民党総裁選不出馬を会見で電撃表明した岸田文雄首相について、厳しい言葉を投げかけた。
首相の会見について報じたネットニュースを引用しながら「予想通りの展開。表紙だけ若い人気者に変えてボロが出ないうちにさっさと選挙をやる。『自民党は変わります！』なんてやれば、統一教会も裏金も全部忘れて選挙は楽勝…という企み。こんな茶番劇に何人が騙されるかという問題。刮目を」と投稿。首相の総裁選不出馬は自民党の「表紙の掛け替え」に過ぎないとの見方を示した。
別の投稿では「現職総理が行き詰まると交代させて『今度こそ自民党は変わります！』と選挙で騒いで自民党は楽勝、政権を維持してきた。交代直後は支持率も上がる。その後、また問題が噴出し総理の人気が無くなると、また代えて…の繰り返し。自民党=利権。誰がやっても絶対変わらない。目を覚まさなければならない」ともポストした。立民でも、泉健太代表の任期満了に伴い9月7日告示、23日投開票で代表選が予定されている。泉氏の党運営に批判的な小沢氏が率いる小沢グループの支持動向に、関心が集まっている。
