(いつかは期待に応えないと)茂木幹事長の語るリーダー像は?

AI要約

2024年7月27日に公開された動画では、自民党総裁選への立候補の可能性について茂木敏充幹事長が解説。石丸現象やリーダーシップスタイルに触れながら、選挙に対する考えや今後の展望について語られている。

茂木氏のプロフィールや経歴、都知事選での石丸現象の分析、選挙のベクトルについての見解が紹介されている。

選挙活動や有権者へのアプローチの重要性に言及しながら、茂木氏が今後の選挙戦に関してどのような視点を持っているのかが明らかにされている。

(いつかは期待に応えないと)茂木幹事長の語るリーダー像は?

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2024年7月27日に公開された動画のテーマは「自民党総裁選への立候補の可能性」。

自由民主党・茂木敏充幹事長が、総裁選のあるべき姿や岸田政権の振り返りについて解説します。自身のリーダーシップスタイルについて言及しますが、総裁選には出馬するのでしょうか?飛び出した「期待にはいつか応えないといけない」発言とは?

【このトピックのポイント】

・「石丸現象」を分析!ポイントは2つ

・茂木幹事長、自身のリーダーシップスタイルを語る

・派閥が解散した影響はそれほど大きくない……?

茂木氏のプロフィールは以下の通りです。

茂木敏充衆院議員は、栃木県足利市生まれの68歳。数々の重要ポジションについてこられた、MC鈴木邦和曰く「仕事のできる」方です。

TPPの署名式で会場となったチリに泊まることなく、0泊4日で戻ってきたというエピソードを「あれはきつかったですね」とサラッと語ります。

そんな茂木氏は、足利の中でも小学校4年生まで、1クラス19人の分校に通っていたという、自称田舎育ち。「エリート街道を歩いてきたわけではない」と苦笑します。また、東大の入試に遅刻して合格を勝ち取ったという豪快なエピソードも。

茂木氏には、仕事に厳しいというだけでなく、飲用水へのこだわりなどさまざまな都市伝説がありますが、それらの真偽や、若手議員に「意外と敏充」と呼ばれることについて、ユーモアたっぷりに語っていただいています。

茂木氏とは野党時代からの縁だという産経新聞・水内氏は「軽やかに経歴を積んでいらっしゃるイメージ。今の政策にもかなり影響されているのかなと思います」と紹介します。

今回は以下の質問からいくつかピックアップして茂木氏に回答していただきました。

都知事選で、石丸伸二候補がYouTubeを活用して得票を集めたことについて、茂木氏は「選挙が始まる前より、多くの票を取ったと捉えている」と語ります。

また、茂木氏は「石丸現象」の特徴を次の2点から説明し、既存の政党に不信感を高めていた有権者に一気に浸透したと分析します。

・SNSを意識した、短い街頭演説

・陣営のボランティアがインターネットで拡散する

ゲストの産経新聞デジタル報道部政治担当デスク・水内茂幸氏は、石丸氏の選挙活動での「途中からのアップ(上向き)のベクトルはすごかった」と評価します。

水内茂幸氏「既存メディアの代表から言うと、僕らも(石丸氏が)ここまで来るとは思わなかった。均等に報道していた部分があるが、有権者はそういうものに飽きてしまって、YouTubeを見て相乗効果的に増えていったのかな」

茂木氏は、同時期に行われた都議補選の応援で江東区に行ったと振り返ります。

茂木敏充氏「江東区豊洲や有明、タワーマンションが建っている地域で、新しい、若い住民の間で人気があるという話を聞いた。思った以上なんだなと」

選挙の「ベクトル」については、「始まった時にどちらが上に行っているかも重要だが、ベクトルが上を向いているか下を向いているかで逆転現象が起こりうる。ベクトルがどちらを向いているかがより重要」と説明します。

MC鈴木邦和「ベクトルを判断する、上を向かせるために見ているポイントは?」

茂木氏「実際に、有権者に接することですね。雰囲気によって変わってくるところがあります」