「男性の体臭苦手」投稿で契約解除の女性アナ、過去には「ジェンダーギャップ」などSNS発信…ハラスメント防止研修で講師も

AI要約

フリーアナウンサー川口ゆりさんがSNSで男性の名誉を傷つける投稿をして所属事務所から契約解除された。

川口アナが不適切な投稿をしたことで非難を浴び、事務所は異性の名誉を毀損する行為と判断し、契約解除通知を発表した。

過去にはジェンダーやハラスメントの問題について意見を発信しており、今回の件でも反省の意を示して謝罪した。

「男性の体臭苦手」投稿で契約解除の女性アナ、過去には「ジェンダーギャップ」などSNS発信…ハラスメント防止研修で講師も

 SNSで男性の名誉を傷つける不適切な投稿をしたとして、フリーアナウンサー川口ゆりさん(29)が10日付で、所属事務所から契約を解除された。

 川口アナは8日、自身のX(旧ツイッター)に「夏場の男性の匂いや不摂生してる方特有の体臭が苦手すぎる。常に清潔な状態でいたいので1日数回シャワー、汗拭きシート、制汗剤においては一年中使うのだけど、多くの男性がそれくらいであってほしい…」などと投稿。この意見には非難が殺到したが「できる範囲で清潔感を保つことが大事。特にこんな酷暑なら過剰に気をつけるくらいでもおかしくない」と、なお持論を展開した。

 しかし、所属事務所VOICEは11日に公式サイトで「異性の名誉を毀損する不適切な投稿行為が認められたことから、当社はアナウンス事務所として、所属契約の維持は困難と判断し、やむなく契約解除通知をするに至りました」と発表。川口アナも同日、Xに「この度は私の不用意な発言で不快にさせ、傷つけてしまった方が多くいたこと、大変反省しております。言葉を扱う仕事をしている者として未熟でした」などと謝罪文を投稿した。

 川口アナは過去にXでジェンダーやハラスメントの問題について繰り返し発信。ハラスメント防止研修で講師も務めていた。これまでXでは「北海道は政治、経済、教育においてジェンダーギャップ指数が全国最下位とのこと。。北海道の女性は逞しく強いと思ってたけど実際のリーダーは男性ばかり」「男尊女卑的な思想、稼ぐ人間が一番偉い、的な話を押し付けられる度に、おっとこれはパワハラ・モラハラ防止研修のネタになるぞ…とメモしてる」「あらゆるすべての理不尽なハラスメント、差別や偏見が、今日より明日少しでも減りますように」などと意識の高い内容を投稿していたが、皮肉な結果を招いてしまった。