緑のカーテン、秋には黄金のビールへ 上富良野ホップ、収穫お盆ごろ

AI要約

北海道上富良野町でビールの原料となるホップが収穫を迎える準備をしている。

町内のホップ農家の一つである大角友哉さんの畑では、四種類のホップが栽培されており、収穫期はお盆ごろから9月上旬となっている。

ホップは乾燥して出荷され、10月ごろから初めてのビールが市場に出回る予定だ。

緑のカーテン、秋には黄金のビールへ 上富良野ホップ、収穫お盆ごろ

 北海道上富良野町でビールの原料となるホップがまもなく収穫を迎える。同町は国産ホップの一大産地で、今年で生産開始から101年目。

 町内4軒のホップ農家のひとつ、大角友哉さん(49)の畑では約94アールに4品種を生産。十勝岳連峰を臨む丘陵の斜面に、高さ約5.5メートルのホップのツルが緑のカーテンのように連なっていた。

 収穫期はお盆ごろから9月上旬。ツルは刈り取られ、実のような丸い毬花(まりばな)と呼ばれる部分がビールの原料になる。乾燥して出荷され、10月ごろから初もののビールが出回る。(佐々木洋輔)