総裁選出馬、父に左右されず 小泉進次郎氏「自分で決める」

AI要約

小泉進次郎元環境相は父である純一郎元首相の意見に左右されず、総裁選への出馬を自己決定する考えを示した。

純一郎氏からの助言を否定し、政治とカネ問題が総裁選の主要テーマになることを指摘した。

自民党の党是である憲法改正の重要性を強調し、結党70年、戦後80年の節目に向け原点回帰を訴えた。

 自民党の小泉進次郎元環境相は10日配信のラジオNIKKEIのポッドキャスト番組で、9月の党総裁選への出馬を判断する際、父である純一郎元首相の意見には左右されないとの考えを示した。「今、43歳だ。仕事上の判断を父に仰ぐだろうか。歩みを進めるも引くも自分で決める」と述べた。

 純一郎氏から「50歳になるまで総裁選に立たない方がいい」と助言を受けたとされていたが、否定した。派閥裏金事件を受け、「政治とカネ」問題が総裁選の最大のテーマになると指摘した。

 自民の党是である憲法改正を目指す考えも強調した。来年は結党70年、戦後80年の節目だとし「原点回帰は大事だ」と語った。