大阪万博リング、21日つながる 会場シンボル、年内完成へ

AI要約

2025年大阪・関西万博のシンボルとなる木造巨大屋根「リング」の建設が順調に進み、21日に完成見込み。世界最大級の木造建築物となる予定で、全周約2キロ、高さ最大約20メートルになる。

エレベーターや植栽を含む全工事は年内に終了予定で、21日にはリング上部の歩行者用スロープが完成し、全周を歩けるようになる。

建築家藤本壮介氏によって設計され、海外パビリオンを囲む環状の構造を持つ。会期後は一部の再活用も検討されている。

 2025年大阪・関西万博を運営する日本国際博覧会協会の幹部は8日、大阪市の人工島・夢洲で建設が進むシンボルの木造巨大屋根「リング」が、今月21日につながる見込みになったと明らかにした。エレベーターの設置や植栽を含めた全工事を年内に終える。完成すれば世界最大級の木造建築物となる。

 幹部によると、木材を組み上げる工事は既に完了。21日にはリング上部の歩行者用スロープが完成し、全周を歩けるようになる。

 建築家藤本壮介氏が設計し、海外パビリオンを環状に囲む。1周約2キロ、高さ最大約20メートル。会期後は解体する予定だが一部は再活用を検討している。