1日10個も…住宅に“生卵”投げつけた疑い 隣人の女を逮捕 「ひどいにおい」5年前からほぼ毎日
53歳の女が隣の住宅に生卵を投げ入れる嫌がらせを繰り返し、逮捕された事件について被害者の証言が明らかにされた。
被害者は長年にわたり毎日生卵を投げ入れられ、外に出られないほど汚れた状態に苦しんでいたことが明らかになった。
容疑者は否認しているが、被害者はトラブルの理由が特に思いつかないと述べており、事件の裏には何があったのか疑問が残る。
隣の住宅に“生卵”を投げ入れたなどとして、53歳の女が逮捕されました。被害者が苦しい胸の内を語りました。
7月24日。窓の隙間から、何者かが複数回にわたって“生卵”を投げつけている様子を防犯カメラが捉えていました。
別の日にも、投げつける様子が…
Q:なぜこの状況になった?
(被害にあった女性)
「隣の方が、うちの壁に向けて卵を投げて、リビングから外が見えないくらい生卵で汚れている」
投げつけられたのは生卵 。家の外壁はひどく汚れ、地面には卵の殻が散らばっています。
■被害者「とても外に出られないにおい」
8月7日に逮捕され、8日朝に送検された岐阜県川辺町の無職・各務良子容疑者53歳。
7月19日と25日、隣の住宅に生卵を複数個投げ入れる嫌がらせをした、岐阜県の迷惑行為防止条例違反の疑いが持たれています。
7日、被害にあった女性がCBCテレビの取材に対し、長年にわたる被害への苦しい胸の内を語りました。
(被害にあった女性)
「いつもはここいられない。とても外に出られないにおい。(掃除を)してもすぐ投げてくるので悲しい」
■トラブルは「特に思いつかない…」
女性によりますと、生卵を投げ入れられる被害は約5年前からほぼ毎日で、多い時には1日10個ほどを投げ入れられていたということです。
Q:トラブルは?
(被害にあった女性)
「特に思いつかない…話もしていない。本人に会ったのは何年前だろうというくらい」
長期間にわたって、迷惑行為を行ってきたとみられる各務容疑者ですが、警察の取り調べに対し「やっていません」と容疑を否認しています。