立憲の代表選、9月23日投開票へ 自民総裁選の直後を想定

AI要約

立憲民主党は9月7日告示、23日投開票の日程で代表選を行うことを決めた。代表選には泉健太代表と枝野幸男前代表が立候補の意向を固めており、小沢一郎衆院議員も泉氏交代を訴えて候補者擁立に動いている。

立憲の代表選と自民の総裁選が同時期に重なる見通しで、衆院解散・総選挙が想定されている。立憲幹部は両選挙後に行われる総理選挙を比較しやすくするため、両選挙を同時期に当てることを決めた。

立憲は総裁選の埋没を避けるため、自民総裁選が9月20日に予定されていることを考慮し、代表選を同23日に決定した。

立憲の代表選、9月23日投開票へ 自民総裁選の直後を想定

 立憲民主党は7日、泉健太代表の任期満了にともなう代表選を、9月7日告示、23日投開票の日程で行うことを決めた。選挙期間は代表選規則上、最長の17日間。代表選には、泉氏と枝野幸男前代表の2人が立候補の意向を固めているほか、泉氏交代を訴える小沢一郎衆院議員が候補者擁立に動いている。

 泉氏とともに、自民党総裁の岸田文雄首相も9月末に任期満了となるため、立憲の代表選と自民の総裁選が同時期に重なる見通し。両選挙の後には、衆院解散・総選挙が想定されており、岡田克也幹事長はこの日の記者会見で「どちらが総理にふさわしいかを判断してもらいたい。(時期が)重なった方が比較してもらいやすい」と語った。

 自民総裁選の関連報道による埋没を避けるため、立憲は代表選を同時期に当てる日程を検討してきた。立憲は、総裁選が9月20日に行われるとみており、この日の執行役員会で「総裁選の結果を踏まえて代表を決めたほうが良い」(幹部)として、同23日の開催を決めた。