英国大使、長崎の平和式典は欠席の意向　イスラエル非招待を理由に

AI要約

イギリスの駐日大使が、長崎市での平和祈念式典に出席しない意向を示した。

イスラエルを招待しなかったことが理由で、長崎市もイスラエルを招待していない。

長崎市はパレスチナ自治区ガザ地区での戦闘を踏まえ、不測の事態のリスクを懸念している。

　広島市の平和記念式典に参列した英国のジュリア・ロングボトム駐日大使が6日、長崎市で9日に開かれる平和祈念式典には出席しない意向を示した。イスラエルを招待しなかったことを理由に挙げている。

　記者団の取材にロングボトム大使は、「長崎の式典には出席しません」と言明。「ウクライナという独立国に侵略したロシア・ベラルーシと違い、イスラエルは自衛権を行使している。同様の扱いをしては誤解を招く」との考えを示した。

　長崎市は今年、ロシアやベラルーシに加え、イスラエルを招待していない。パレスチナ自治区ガザ地区での戦闘を踏まえ、「式典での不測の事態のリスク」があるとしている。（田井中雅人）

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