天守閣から花火観覧 愛媛県今治市〔地域〕

AI要約

愛媛県今治市の夏の風物詩「おんまく花火大会」が開催され、1万発の花火が打ち上げられた。

昨年度からふるさと納税の返礼品として今治城を貸し切った花火観覧コースが追加され、初の応募があった。

特別観覧券は30万円で、1組限定で今治城の天守や市名産の今治タオルなどが楽しめる。

 愛媛県今治市の夏の風物詩「おんまく花火大会」が行われ、色とりどりの約1万発の花火が打ち上げられた。市は昨年度から、ふるさと納税の返礼品として今治城を貸し切った花火観覧のコースを追加。今年は初の応募があり、城を貸し切った応募者らは「城主」気分で花火を楽しんだ。

 今治城天守は、戦後に復元された6階建て。天守閣からは市内が一望できる。特別観覧券は寄付額30万円。1組限定で、天守の貸し切りに加え、市名産の今治タオルなどが返礼される。

 今回申し込んだのは、同市出身で東京都在住の会社経営秋山慎治さん(50)で、地元の親族らと訪れた。海上から花火を打ち上げる様子が見られる特等席で「親戚一同で見たら楽しいと申し込んだ。これまでにない花火大会だった」と感動していた。