【スクープ対談】茂木幹事長が恩師に明かした胸の内…!次の総理は「意外ととしみつ」?

AI要約

深谷隆司氏が茂木敏充氏を総理に指名し、彼らの関係や茂木氏の政治姿勢について語る。

深谷氏は茂木氏を穏やかで頭が良い政治家と評価し、茂木氏も外交的に相手の意見を尊重するよう心がけている。

茂木氏は政治家としての弱点を自虐的に語り、深谷氏は彼の唯一の欠点は資金力不足だと笑いながら指摘する。

【スクープ対談】茂木幹事長が恩師に明かした胸の内…!次の総理は「意外ととしみつ」?

「茂木幹事長をぜひ総理に」深谷氏はそう公言して憚らない。総裁選への対応について煮えきらない回答を続けてきた茂木氏は、恩師を前にいったい何を語るのか。ついに決断の瞬間がやってきた。

ーー深谷隆司さんは通産大臣や総務会長など要職を歴任され、現在、都連最高顧問を務める「自民党の重鎮」です。かたや茂木敏充さんは幹事長を務め、「ポスト岸田」にも名を連ねている。お二人の関係を教えてください。

深谷今から24年前、私が通産大臣を務めていた時に、政務次官として支えてくれたのが茂木先生でした。政務次官というのは、今で言うところの副大臣のことだな。

彼はいろんなことに詳しい。ややこしい答弁でも私の代わりにやってくれるから、私はラクなもんだった(笑)。

茂木いえいえ、そんなことはないですよ。私のほうが深谷先生の仕事ぶりを間近で拝見し、政治家にとって言葉がいかに大切かを学びました。

国会答弁はもちろんですが、小さな集会でも、1000人以上が集まる街頭演説でも、深谷先生の言葉からは「マイクを握ったら、一回一回が勝負なんだ」という気迫が伝わってきました。

ーー深谷さんは茂木さんをどのような政治家だと見ていますか?

深谷彼はご覧の通り、実に穏やかな人です。マスコミは「瞬間湯沸かし器」のようにすぐに怒ると書くけれど、私にはそんな印象はまったくない。

茂木そう書かれてしまうことは、私なりに反省しています。もともと私は外資系のコンサル会社(マッキンゼー・アンド・カンパニー)にいて、いろんなプロジェクトの打ち合わせをしてきました。その場では、良い提案を作るために徹底的に議論をするのが当たり前でした。その癖が政治家になっても抜けなかったので、話している時に「詰められている」と感じる方もいたのだと思います。

最近はできるだけ、まず相手の話を聞くようにしています。そして、「いいね」から始めるようにしています。(少し身を乗り出しながら)最近、若手議員から「意外ととしみつ」と言われるんですよ。なんでもできる上司だと思っていたら、意外と苦手なことが多い。時間管理ができないとか、かなり隙があるんです。

深谷頭が良すぎるのを、かえって弱点のように言われるのも不思議だがね。茂木先生の弱点は、資金力がないことくらいじゃないか(笑)。