部下を殴り警務隊が海自隊員を逮捕 方針転換後はじめて公表

AI要約

海上自衛隊所属の2等海曹が部下を殴り傷害容疑で逮捕された。

容疑者は敷地内で隊員を殴り、鼻の骨を折るなどのけがを負わせた。

海上自衛隊内の不正受給事件に続く逮捕で、防衛省は逮捕を積極的に公表する方針に転換した。

海上自衛隊は1日、部下を殴ったとして傷害の疑いで青森県の大湊警備隊に所属する2等海曹を自衛隊の捜査機関である警務隊が逮捕したと発表しました。

 窪田英史容疑者(44)は先月4日の午後0時半ごろ、大湊地方総監部の敷地内で部下の隊員に対して顔を殴り、鼻の骨を折るなどのけがを負わせたとして今月1日、警務隊に逮捕されました。

 海上自衛隊での潜水手当の不正受給で元隊員4人が警務隊に逮捕されていたにもかかわらず公表していなかった問題を受け、防衛省は可能な限り逮捕を公開すると方針を変えていました。

 今回の公表は方針転換後、初めてです。