来年の国際会議に向け、駅でテロ対策訓練 神奈川県警と京急など

AI要約

神奈川・横浜市で国際会議が開催される前に、駅でテロが起きたことを想定した訓練が行われた。

訓練では、不審者が利用客を襲い、不審物を置く状況を想定し、130人が参加した。

訓練はアフリカ開発会議を控え、想定外の事態に備えて重要性が強調された。

神奈川・横浜市で来年、国際会議が開催されるのを前に、駅でテロが起きたことを想定し、神奈川県警と京急電鉄などが合同で訓練を行いました。

横浜市にある京急・生麦駅で行われた訓練は、不審者が利用客を切りつけたあと不審物を置いたという想定で行われました。

訓練には、駅員のほか神奈川県警鶴見署の署員やテロ対応専門チームに所属する警察官などおよそ130人が参加し、事件発生後に客を安全な場所に誘導したあと、犯人を制圧し不審物を処理するまでの流れを確認しました。

訓練は、来年8月に横浜市で開催される「アフリカ開発会議」を前に行われたもので、鶴見署の牛越副署長は「想定外ということがないようすべての事態を想定して訓練を重ねていきたい」としました。