「ちびまる子」2代目ナレーター、阿部詩への誹謗中傷に「受ける側は黙って耐えているんです」

AI要約

声優のきむらきょうやが、パリ五輪柔道女子52キロ級で敗退した阿部詩選手に対するSNS上の誹謗中傷に対し自粛を求めた。

阿部選手は敗戦後号泣し、その反応に賛否が分かれたが、SNSでの中傷に対して謝罪と感謝のコメントを発表した。

きむらは中傷について言及し、山寺宏一と菊池こころとのエピソードを交えながら、ネット中傷の深刻さを訴えた。

「ちびまる子」2代目ナレーター、阿部詩への誹謗中傷に「受ける側は黙って耐えているんです」

 アニメ「ちびまる子ちゃん」のナレーションなどで知られる声優でナレーターのきむらきょうや(木村匡也)が、1日までにX(旧ツイッター)を更新。パリ五輪柔道女子52キロ級で敗退した阿部詩(24)に対するSNS上の誹謗(ひぼう)中傷に自粛を求めた。

 阿部をめぐっては、7月28日の52キロ級2回戦で、世界ランキング1位のディヨラ・ケルディヨロワに一本負けした後に号泣したが賛否を呼んだ。阿部は同30日、インスタグラムを更新し、「沢山のサポート、応援ありがとうございました。心の底から感謝の気持ちでいっぱいです!」と感謝の思いをつづった後に、「日本代表として、日本という素晴らしい国を背負い戦えたことを誇りに思います。情けない姿を見せてしまい、申し訳ございませんでした」と謝罪した。

 きむらは「阿部詩選手へのweb上の誹謗中傷を聞き悲しくてたたまらずupします」と言及。「山寺さんは二代目まる子#菊池こころに会った瞬間『お互い辛いけど頑張ろな』と言ったのです あの山さんですら中傷の嵐に晒され耐えている…」と、「ちびまる子ちゃん」で共演する声優山寺宏一と菊池こころの写真をアップして引き合いに出し、「ネットの匿名中傷はマジで痛いです 受ける側は黙って耐えているんです 分かってお願い」と訴えた。