9月から「こどものけんりプロジェクト」ユニセフとこども家庭庁の共催でスタート

AI要約

政府は、「子どもの権利条約」の批准から30年を記念し、UNICEFと新たなプロジェクトを始めると発表。

日本ユニセフ協会大使の長谷部誠さんも、子どもの権利がまだ認知されていないと指摘し、多くの人に啓発を呼びかけている。

こども家庭庁が「こどものけんりプロジェクト」を発表し、新キャラクターやイベントを通じて条約の内容を広く啓発する予定。

9月から「こどものけんりプロジェクト」ユニセフとこども家庭庁の共催でスタート

政府は、「子どもの権利条約」の批准から今年で30年となるのを記念し、条約の存在や内容をより多くの人たちに知ってもらうための新たなプロジェクトをUNICEF=国際連合児童基金と9月から始めると発表しました。

日本ユニセフ協会大使 元プロサッカー選手 長谷部誠さん

「子どもの権利に関して、まだ日本ではすごく認知度という部分では非常にまだ低いと思うので、こういうものを通して多くの人にこのことを知っていただき、そしてそれを考えて、そして行動していく」

「子どもの権利条約」は、子どもが差別なく、命が守られ成長できることなどを定めたもので、国連で1989年に採択されています。

きょう、こども家庭庁が発表した「こどものけんりプロジェクト」は、日本が条約を批准して30周年になるのを記念し、今年9月から始められるものです。

新たに発表になったキャラクター「JEANとKANE」を使ったイベントや、教育現場での新たな教材開発などを通じて、条約の存在や内容をより多くの人たちに知ってもらうとしています。