日野3万5千台リコール 「レンジャー」配線に不具合

AI要約

日野自動車が電気配線の不具合を理由に3万5757台の「日野レンジャー」をリコールすることを国土交通省に届け出た。

不具合の報告は89件あり、1件ではエンジン周辺が焼ける事故が発生したが、けが人はいなかった。

国交省によると、配線の取り付け方法に問題があり、振動によって損傷し、火災の危険があるため、保護材を付けて改修する。

 日野自動車は31日、電気配線に不具合があるとして「日野レンジャー」3万5757台(2017年4月~21年7月生産)のリコールを国土交通省に届け出た。不具合の申告が89件あり、うち1件ではエンジン付近が部分的に焼ける事故があった。けが人はなかった。

 国交省によると、配線の取り付け方に関して設計段階で問題があり、走行時の振動で損傷するとショートして火災が起こる恐れがある。配線に保護材を付けるなどして対応する。