林長官「重大な関心と懸念もって注視」 イスラエル、ベイルートを攻撃

AI要約

イスラエル軍がレバノンの首都ベイルートを攻撃し、林官房長官は現地情勢に懸念を示す。

林官房長官は外交努力を強調し、イスラエル軍の攻撃について確定的な評価を控える。

邦人被害の報告はないが、注意喚起が行われている。

イスラエル軍がレバノンの首都ベイルートを攻撃したことを受け、林官房長官は現地情勢について「重大な関心と懸念を持って注視している」と強調しました。

林官房長官

「現地の情勢について重大な関心と懸念を持って注視をしており、事態のさらなる悪化、エスカレーションを防ぐため各国とも緊密に連携しながら外交努力を尽くして参りたい」

 イスラエル軍は30日、イスラム教シーア派組織「ヒズボラ」への報復としてレバノンの首都ベイルート南部を攻撃したと発表しました。

 これに関し、林長官は事実関係を十分に把握することは困難として「確定的な評価は差し控える」と述べるにとどめました。

 また、邦人被害について現時点までに被害情報には接していないとしたうえでレバノンとイスラエル両国にある大使館から渡航中止や早期出国など注意喚起を行っていると説明しました。