市川市の工事入札巡る贈収賄事件 落札はすべて“贈賄”の会社

AI要約

千葉県市川市の下水道工事を巡る贈収賄事件で、武内建設の社長が逮捕された。武内建設は予定価格などが漏れた工事すべてを受注しており、合計で約4億円にのぼる工事を落札していた。

市川市下水道部の次長が武内建設の社長に3回にわたり予定価格などを漏らした疑いが持たれている。警察は余罪についても調査を進めている。

捜査関係者によると、事件の関連工事は全て武内建設が受注しており、4億円にのぼる工事を落札していたことが判明した。

市川市の工事入札巡る贈収賄事件 落札はすべて“贈賄”の会社

 千葉県市川市の下水道工事を巡る贈収賄事件で、贈賄の疑いで社長が逮捕された建設会社が、予定価格などが漏れたとされる工事すべてを受注していたことがわかりました。

 市川市下水道部の次長・八田一生容疑者(59)は、市の下水道関連工事の入札で武内建設の社長・武内剛容疑者(59)に、3回にわたり予定価格などを漏らした疑いが持たれています。

 捜査関係者への取材で、この3回の工事はすべて武内建設が落札し、落札額は合計で約4億円にのぼっていたことがわかりました。

 警察は余罪についても慎重に調べています。(ANNニュース)