静岡県菊川市の親子3人殺害事件、指名手配の孫を確保 鳥取市内で
AI要約
静岡県菊川市で高齢夫婦と次女が殺害された事件。県警が容疑者を鳥取県内で確保。容疑者は長女の息子。
事件は家族全員が殺害された凄惨な事件で、凶器とみられる刃物が現場で見つかった。
容疑者は腹部を負傷しており、病院に入院中。命に別状はないという。
静岡県菊川市本所の民家で、この家に住む高齢夫婦と次女の3人が殺害された事件で、県警は30日、夫婦の孫で住所・職業不詳の片山宏一容疑者（27）の身柄を確保したと発表した。
県警は29日、殺人容疑で全国に指名手配をしたところ、列車などで鳥取県内に移動していたことが判明。鳥取県警の応援を得て、30日午後7時ごろ、鳥取市内で身柄を確保したという。
同容疑者は腹部を負傷しており、鳥取市内の病院に入院しているが、命に別条はないという。
事件は28日昼ごろ起きた。無職渋谷昭一さん（87）方で、渋谷さんと妻の育子さん（81）、次女の留美子さん（52）の3人が殺害された。捜査関係者によると、凶器とみられる刃物が現場で見つかり、3人の遺体にはそれぞれ刃物で傷つけられた複数カ所の傷痕があった。
渋谷さん方は亡くなった3人と、50代の長女の4人暮らしで、片山容疑者は長女の息子だという。事件当時、長女は外出中で、留美子さんから連絡を受け、警察に通報した。
