日米豪印「クアッド」首脳会合 9月の国連総会にあわせ開催で調整
AI要約
日米豪印の4カ国「クアッド」が、国連総会に合わせてアメリカで首脳会合を調整中。
クアッドは毎年首脳会合を開催し、今年はインドでの開催が模索されていたが、バイデン大統領の状況変化により変更。
9月下旬に国連総会に合わせてアメリカで開催予定だが、日本側出席者には不透明な状況。
日、米、豪、印4カ国の枠組み＝「クアッド」は、9月下旬の国連総会に合わせてアメリカで首脳会合を行う方向で調整に入ったことがわかりました。
日本、アメリカ、オーストラリア、インドの4カ国は毎年、首脳会合を開くことで一致していて、今年は議長国であるインドでの開催が模索されていました。
ただ、バイデン大統領が11月の大統領選挙への不出馬を表明するなど、4カ国の首脳がそろってインドを訪れるのが難しい情勢となったため、9月下旬の国連総会に合わせてアメリカで開催する方向で調整に入りました。
政府関係者によりますと、クアッド各国の外相が今月29日に岸田総理大臣と面会した際にも、こうした日程の話があったということです。
ただ、9月下旬には自民党の総裁選も行われるため、首脳会合の日本側出席者が誰になるかは不透明です。
