金融庁の職員になりすまして高齢女性からキャッシュカードを盗む 26歳の男を逮捕 愛知県

AI要約

金融庁の職員になりすまして高齢女性からキャッシュカードを盗んだとして、26歳の男が逮捕されました。

羽生容疑者は他の人物と共謀し、83歳の女性を騙してキャッシュカードを盗み、現金を引き出す役割を担う可能性もあると警察が調査しています。

詐欺グループの実態解明に向けて捜査が進められています。

金融庁の職員になりすまして高齢女性からキャッシュカードを盗む 26歳の男を逮捕 愛知県

金融庁の職員になりすまして高齢女性からキャッシュカードを盗んだとして、26歳の男が逮捕されました。

窃盗の疑いで逮捕されたのは、愛知県名古屋市中村区の自称・会社員、羽生拓容疑者26歳です。

警察によりますと、羽生容疑者は7月13日、他の人物と共謀し、刈谷市に住む83歳の女性に電話をかけ、「男性があなた名義のカードを使って給油した。偽造事件かもしれない。金融庁の者が向かうのでキャッシュカードを渡して」などとうそを言いました。

その後、金融庁の職員になりすましてこの女性宅を訪れ、キャッシュカード2枚を封筒に入れさせたうえ、あらかじめ用意していた別の封筒とすり替えて盗んだ疑いがもたれています。7月26日、羽生容疑者が愛知県内の警察署に出頭し、逮捕に至りました。

キャッシュカードが盗まれた当日に、女性の銀行口座から現金あわせて100万円が引き出されていて、警察は羽生容疑者が現金を引き出す”引き出し役“も担っていた可能性もあるとみて調べを進めるとともに、詐欺グループの実態解明に向けて捜査しています。