目隠ししても、あでやかに着付け 京都で「全日本きもの着付選手権」 美しさと速さ競う

AI要約

着物の着付けの美しさや速さを競う「全日本きもの着付選手権大会」が21日、京都市下京区のホテルで開かれた。

全国からの参加者たちが、日ごろの練習の成果を競った。

NPO法人日本礼美協会と日本和装学園によって主催され毎年行われる大会では、全国の地区大会を勝ち抜いた生徒ら約150人が留袖、振袖、目隠し着付の3部門で競った。

着物を美しく着付けるために予選8分、決勝6分の制限時間の中で参加者は所作に気を付けながら競い、観客からは大きな拍手が送られた。

目隠ししても、あでやかに着付け 京都で「全日本きもの着付選手権」 美しさと速さ競う

 着物の着付けの美しさや速さを競う「全日本きもの着付選手権大会」が21日、京都市下京区のホテルで開かれた。全国からの参加者たちが、日ごろの練習の成果を競った。

 NPO法人日本礼美協会(大阪府吹田市)と、全国で着付け教室を開く日本和装学園(同)が毎年開いている。全国の地区大会を勝ち抜いた生徒ら約150人が「留袖」「振袖」「目隠し着付」の3部門に出場した。

 参加者は長じゅばん姿でステージに上がり、予選8分、決勝6分の制限時間の中で、所作の美しさに気を付けながら着物を着付けた。あでやかな姿となってポーズを取ると、観客たちから大きな拍手が送られた。

 同学園が取り組んでいる国際文化交流のコーナーとして、タイや中国などの留学生が参加した着物ショーもあった。