クマに公園近くで襲われる 散歩中の男性が顔をひっかかれ重傷 連日の被害…「出没注意報」発令中
AI要約
長野県飯田市で81歳の男性がクマに襲われ大けがをし、病院に運ばれた。
地元住民はクマの出没に驚き、周辺の住民にも注意が呼びかけられている。
県内では別の場所でもクマによる被害が報告され、県は対策として注意喚起を行っている。
7月24日朝、長野県飯田市で81歳の男性が散歩中にクマに襲われ大けがをした。23日も大町市の登山道で女性が襲われていて、県は、山に入る際は、1人で行動せず、音の出るものを携帯するなど対策を呼びかけている。
クマが出没したのは飯田市丸山町の若葉公園の近く。
警察や市などによると、24日午前8時すぎ、近くに住む81歳の男性が1人で散歩中、クマ1頭に襲われた。 男性は、自力で帰宅したが、顔などを引っかかれて出血していて、病院に搬送された。重傷とみられる。
一帯は山際で、警察などが捜索したが、クマは見つかっていない。
近所の住民は 「びっくりした。友だちから（被害あったと）電話かかってきて『いつもあんたたちが散歩しているところよ』と言われ、そこなら出る可能性があるかな」と話す。
近くには住宅地もあり、市は、周辺の住民に注意を呼びかけている。
県内では、23日も大町市の登山道で78歳の女性がクマに襲われけがをした。
県内ではクマの出没が相次いでいて、県は「ツキノワグマ出没注意報」を出している。
県は山に入る際は、1人で行動せず、音の出るものを携帯するなど対策を呼びかけている。
（長野放送）
