乗客116人が乗った航行不能のジェット船が伊豆大島に到着 曳航が難航し約22時間後に到着…3人が体調不良
ジェット船が伊豆諸島に向かう途中に航行不能となり、22時間後にようやく目的地に到着した。
船には116人の乗客と5人の乗員がおり、3人の乗客が体調不良を訴えた。
乗客は東海汽船が手配した宿泊先に向かい、今後の移動手配は同社が行う予定だ。
24日、100人以上の乗客を乗せ、伊豆諸島に向かっていたジェット船が航行できなくなりました。
巡視船などによるえい航は、波などの影響で難航し、ジェット船は25日午前5時40分ごろ、竹芝を出発してから約22時間たって、伊豆大島に到着しました。
東海汽船のジェット船は、24日朝に東京を出発し、式根島に向かっていましたが、房総半島の沖合で「油漏れで舵が故障している」と通報し、自力で航行できなくなりました。
船には、乗客116人と乗員5人あわせて121人が乗っていて、このうち乗客3人が体調不良を訴えていました。
海上保安庁の巡視船などが伊豆大島に向けえい航しましたが、波などの影響で難航し、ジェット船は、出発から22時間後の午前5時40分頃に伊豆大島に到着しました。
乗客は、東海汽船が手配した宿泊先に向かいました。
東海汽船は今後、乗客の目的地などへの移動を手配する予定です。