【今日は何の日:7月25日】誰もが知っているあの調味料は"東大発"だった! 1908年、東京帝大の池田菊苗教授が「グルタミン酸塩を主成分とする調味料製造法」の特許を取得

AI要約

1998年、和歌山市園部の夏祭りで猛毒のヒ素が混入され、4人が死亡、63人が中毒になる事件が発生。林真須美死刑囚の再審請求が棄却され、死刑が確定。林側が大阪高裁に抗告。

1908年、池田菊苗教授がグルタミン酸塩を主成分とする調味料製造法の特許を取得。鈴木製薬所が商品化し、味の素として知られるようになる。

1917年、日本光学工業(現ニコン)が光学機器の国産化を目指して誕生。軍用光学機器から民生分野に展開し、成長。

【今日は何の日:7月25日】誰もが知っているあの調味料は

1998(平成10)年 和歌山市園部の夏祭りで出されたカレーに猛毒のヒ素(亜ヒ酸)が混入され、4人が死亡、63人が中毒になる事件が発生。殺人罪などで死刑が確定した林真須美死刑囚の2回目の再審請求を和歌山地裁が2023年1月31日付で棄却。林死刑囚側は決定を不服として2月、大阪高裁に即時抗告した。 

1908(明治41)年 東京帝国大理科大化学科(現東京大理学部化学科)の池田菊苗教授(1864~1936)が昆布のうま味成分を作る「グルタミン酸塩を主成分とする調味料製造法」の特許を取得。池田から事業化を請け負った鈴木製薬所(現味の素)が、グルタミン酸ナトリウムを「味の素」として商品化した。池田は、特許庁が85年に選定した「日本の十大発明家」の一人として顕彰された。

1917(大正6)年 東京市小石川区原町(現文京区白山)に測距儀、照準器などの光学機器の国産化を目指し、日本光学工業(現ニコン)が誕生した。当時、軍用光学機器は輸入に頼っていたが、第1次世界大戦の勃発により、入手困難となった。三菱合資会社の岩崎小弥太社長が東京計器製作所など既存企業を統合し設立。戦前は戦艦主砲用測距儀、狙撃銃用照準器など軍用分野を中心に製造。戦後、カメラ、半導体製造装置などの民生分野で成長した。

1933(昭和8)年 山形市で40.8度の最高気温を記録。2007(平成19)年に岐阜県多治見市で40.9度が記録されるまで、74年間にわたり日本の観測史上歴代最高気温だった。

1955(昭和30)年 戦後の住宅難を解消するため日本住宅公団が発足。首都圏、関西圏などへの急激な人口流入に対応して、郊外での大規模団地の造成、集合住宅の分譲・賃貸に取り組んだ。81年に宅地開発公団と統合され、住宅・都市整備公団となる。都市基盤整備公団を経て、地域振興整備公団の地方都市開発整備部門と統合して2004年7月、独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)に移行した。